反対集会に1万5000人=「島の未来、壊さないで」−普天間移設・鹿児島徳之島(時事通信)

 政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移転先に検討している鹿児島県・徳之島で18日、「米軍基地徳之島移設断固反対1万人集会」が開かれた。主催者によると、予想を大幅に上回る約1万5000人が参加、「政府が断念するまで闘う」などとする決議文を採択した。決議文は、今月いっぱい集める署名と共に、鳩山由紀夫首相に届ける。
 集会では、同島の徳之島、伊仙、天城の3町長や島民代表らが登壇し、移設反対を次々に訴えた。学生代表としてスピーチした徳之島高校2年の中熊優妃さん(16)は、鳩山首相とオバマ大統領に向け、「基地は決して造らせてはなりません。わたしたちの徳之島の未来を壊さないでください」と呼び掛けた。
 あまみ農協の永吉浩次専務理事(44)は「農業立島のため、毎日土と汗にまみれて頑張っている。命の源の農地に基地はいらない。大事な牛にヘリの騒音は必要ない」と主張した。
 徳之島町老連会長の貞勝仁さん(73)は「未来の子、孫を守るためにも基地はいらない」と訴えた。一方、ドイツ出身で島に住み20年目になるという幼稚園経営のメニッヒ・テヨドルさん(75)は「移設に賛成している人も、島のことを考えているのだと思う」と賛成派にも配慮を示した。
 集会の最後には、大久幸助天城町長の音頭で参加者全員が移設反対のプラカードを掲げ、「頑張ろう」と声を合わせた。 

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